NAVIOS BLOG

NAVIOSはブラジル音楽が好きなメンバーが集まってできたバンドです。
ブラジルに伝わる美しい音楽を大切にする一方で、ブラジル音楽にこだわらないジャンルを超えたオリジナル曲を発表しています。
ぜひNAVIOS独特の音楽世界を楽しんでください。
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2018.07.09 | | スポンサードリンク | - | - |
桜フェスタ2009
大内病院「桜フェスタ」/2009.3.1

 精神科の医療に、さまざまな角度から取り組んでいらっしゃる大内病院(東京都足立区)で、今年も、患者さんや患者さんのご家族等を招いてコンサートが開かれ、NAVIOSが出演させていただきました。皆さんが自然体で音楽を感じ、楽しんでくださることが、会場を一体化させ、素晴らしい時間となりました。
 舞台で待機しながら、心のこもった素晴らしい飾り付けを見上げ、先生やスタッフの方の開演のご挨拶…患者さんやご家族にかける温かい言葉に耳を傾けていると、幕が上がりました。NAVIOSのオジリナル曲「FIELD」でコンサートの始まりです。「遥かなる大地へ飛び出そう」というスピード感あるリズムに、1曲目から、舞台近くでお客さまが踊り始めました。



細ジーニョ「皆さん、こんにちは、NAVIOSです。今年も、こちらで演奏できて本当に嬉しく思っています。今年でもう6回目ということで、皆さんのお顔もだんだん覚えて…ああ、またお会いできましたね!と嬉しくなり、NAVIOSにとって欠かせない、ずっと続いてほしい大切な行事になりました」
「会場も、毎年、素晴らしい飾り付けで、この、後の垂れ幕、去年はNAVIOSの文字がタテでした。なんと、今年はヨコに並んでいるんですね!手作りとは思えない大がかりな素晴らしいもので、去年の作品が勿体ないような気もしますが、がらっとデザインや雰囲気が変わるのは、やはり贅沢で嬉しくなります。」
「1曲目から、とてもダンスがお上手な女性を見てびっくりしました。私たちもつられて、最初から張りきり気味で、最後までエネルギーがもつか心配になってきましたが、エンジン全開でお届けしますので、ご一緒に楽しんでください」



細「第1部の最後は、スタッフの皆さんからリクエストいただいた曲…イルカの『なごり雪』で終わりたいと思います。実はこれからこの曲を歌う芝理絵は歌手のイルカをイクラだと思っていたんです」
松田「いくら言っても間違えるんですね」
細「うまいっ。この『なごり雪』、本当にこの季節にぴったりの良い曲ですよね。お手元に歌詞が配られていることと思いますので、ご一緒に歌いましょう」



控室に案内いただいて、皆、勝手なことをしゃべり始めます。
松「コツさん、音響、すごく良い感じ!」
コ「ほんと?講堂の反響って、対応が難しいんだけど、だいぶ慣れてきた。返し(演奏者に返す音)も良いでしょう?」
細「うん、気持ちよく歌える。コーヒー、コーヒー、おいしい〜」
芝「最初に踊り始めた人、上手。何か習っていたのかな。プロっぽい」
細「うん、びっくりしたよね。お弁当、お弁当、わ、きれい〜」
伊「Nさんが肩から提げてる可愛いポシェット見た?垂れ幕を作ったHさんのお手製なんだって。すごいの」
芝「へえ〜、そう言えば、垂れ幕だって、技術だけじゃないよね。プロっぽい」
近「去年Tさんに教えてもらったケーキ屋さんにお土産買いに行ってくる」
芝「私の分も買ってきてください〜」
コ「ミミさん(芝理絵)の『なごり雪』良かったよ。あんな『なごり雪』初めて聴いた。日本風のこぶしがなくて、ちょっぴりラテン風味が入って、なんか不思議な感じがして良かった」
松「でしょ?」


キルフェボンのタルト(とても有名)の差し入れをいただきました。評判以上においしかったです!

細「一部で踊ってくださった方はお休みをとっていただけたでしょうか?二部も、これから、どんどんヒートアップして行きますから、覚悟して、ついて来てくださいね」
ボサノバ・ルンバ・フラメンコのリズムが次々に飛び出しますが、皆さん、見事にシェーカー(スタッフの皆さんがペットボトルで作った打楽器)でリズムに合わせたり、踊ったりしていらっしゃいます。
細「ここで、リクエスト曲をもう1曲お送りします。米米クラブの『君がいるだけで』…皆さんご存じですよね。『なごり雪』ほどは、あまり知られてないのかな」
お客さま「♪たとえば、君がいるだーけで♪」
細「そうです、そうです、そこの所だけでも良いですから、ご一緒に歌ってください」

曲の途中で、細ジーニョから、演奏を止める合図…
細「ララララ、ララララ…」
お客さま「ララララ、ララララ…」
細「もう1回、ララララ、ララララ…」
お客さま「ララララ、ララララ…」
だんだん声が大きくなり、会場にお客さまの声が響きます。
細ジーニョのカウントで、演奏が加わって、さらに盛り上がって終了。
細「それでは最後に、マルシャ…行進曲です。皆さん踊りましょう!」

いつもは、ここで、細ジーニョが、会場へ飛び降りて、皆さんを誘導し、ムカデ競走のような行進の列を作るはずでしたが…なんと、お客さまは、覚えていてくださって、誘導などしなくとも、最初に小さな列ができ、だんだん長くなって行きます。舞台の前を通過するする時はメンバーに手を振ってくださいます。
会場中、うねうねと回る大きな列は、曲のテンポアップに合わせて、ステップが速くなり、やがて皆で大拍手しながらストップ。

細「今日は、本当にありがとうございました。また皆さんにお会いできることを願っています。リクエストなどあったら、スタッフの方に伝えてみてくださいね。全部お応えできるわけではないですけどね。それでは、最後に、もう1曲、踊りましょう。マシュケナーダ!」


All photos by コツさん

花束をいただき、お客さまに握手を求められたりしながら舞台を後にしました。
「今までで一番良いコンサートだった!」
というのが、メンバーの実感でした。
回数を重ねるにつれて、患者さんたちと演奏者も、患者さん同士の距離も縮まっていくようです。スタッフの方が「ちょっと声をかけただけで、すぐに200人の方が集まりました」と仰っていました。退院して年月が経っている方も含めて、皆さんが楽しみにしていてくださり、会場での再会を喜び、音楽に自然に声を合わせ、打楽器でリズムに合わせ、踊りの輪に加わる姿…スタッフの皆さんが続けていらっしゃった働きかけが、形となって表れていることに、感動しました。



スタッフの方が作成したコンサートのプログラムの挨拶文の中に、
こんな言葉が書かれた箇所を見つけました。
「構えず、音楽に身を任せてみてください
 ナビオスの音楽があなたを包みます
 十分に楽しんでくださいますよう
 音楽を通して感動の輪がつながりますよう」

今の私たちは音楽を楽しむ方法をたくさん持っています。でも、今の私たちは、メンタルな部分での不調、それに付随した身体の不調が、とても簡単に起こりやすい社会に生きています。今日のように、「音楽を体感し」「人の輪がつながる」ことにとても大きな意味があるように思いました。

このような形で地域医療の一環としての取り組みをなさってる大内病院の皆さまに深く感謝申し上げます。
6年前にこの企画を立ち上げてくださったTさん、バンドとの連絡、バンドからの質問やお願いに、ていねいに、的確に応えてくださるNさんに、特にお礼申し上げます。ありがとうございました。

2009.03.19 | 15:03 | navios | comments(0) | trackbacks(0) |
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